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2010年 04月 19日
上海万博のPRソングに盗作疑惑が出ている。1997年に発表された岡本真夜さんの楽曲に酷似しているというのだ。中国のネットで指摘され、YouTubeにアップされた動画には中国人から「中国の恥だ」といったコメントが書き込まれている。日本でも話題になっており、所属事務所も「ただいま事実確認中」としている。
2010年5月から中国で開幕される上海万博のPRソングが3月末に公開された。タイトルは、「2010は、待っている」。プロモーションビデオでは、俳優のジャッキー・チェンさんなど、中国を代表するスーパースター達が歌っている。 ■「中国政府はいつも笑わせてくれるな」 しかし、この曲が盗作だという疑惑が出ている。中国のネットユーザーが指摘したもので、日本のシンガーソングライター、岡本真夜さんが97年に発表した楽曲「そのままの君でいて」に酷似しているというのだ。 同曲はミドルテンポで明るい雰囲気のポップソング。信用金庫のイメージソングにもなり、オリコンランキングでもトップ10入りした。 2つの曲を聞き比べると、確かに極めて似ている。サビ部分が似ているだけでなく、最初のメロディAメロや次のBメロまでもがそっくりだ。 YouTubeには、万博PRソングと「そのままの〜」がどちらもアップされており、世界各国からのコメントが付いている。中国のユーザーからは、 「頭の悪い中国政府はいつも笑わせてくれるな」 「中国の恥」 「万博がこんなパクリソングをテーマソングに採用するなんて、信じられないよ! 自分は中国人だけど、とても恥ずかしい。だけど、だからといって、中国人全員をみんなが嫌いになるべき、ということではないよ」 といった書き込みが寄せられている。国家の威信をかけたイベントにも関わらず、テーマソングが日本の楽曲に似ていたということがショックなようだ。 これまでの報道によると、この曲を作った中国の作曲家は、「足でリズムをとって着想を得た」と語っているという。 ■岡本真夜側は「ただいま事実確認中」 この盗作疑惑は日本のネットでも話題になっている。2ちゃんねるには、「そのまんまじゃねえかww」「完全にパクりじゃん」といったもののほか、「ここはジャッキーに免じて許してやれ」といったコメントが大量に書き込まれた。 一方で「日本人もあまり言えないけどな〜」というものも。岡本さんの「そのままの〜」も、サビ部分が70年代に出されたジャクソンファイブの「I'll be there」という楽曲に似ているのでは、という声が挙がっている。 岡本真夜さんの公式サイトも更新され、16日夕方までにスタッフから 「先日から、各メディアで報道されています上海万博の件ですが、ただいま事実確認中ですので、正式発表があるまでしばらくお待ちください。よろしくお願いいたします」 というコメントが発表されている。 ■関連記事 JPOPの曲似ているのは理由がある 「コード依存」がひどいから? : 2008/10/25 ディズニーの「初音ミク」パクリ説 掲示板やブログで取り上げられる : 2008/03/13 しょう油の起源は韓国?? 日本メーカーびっくり : 2008/06/05 魔法のような中国の言い訳 「ハリー・ポッター」パクリを否定 : 2009/07/03 R-15指定「愛のむきだし」がDVDで登場 : 2009/08/31 ・ 消費税、14日に議論=逆進性対策などテーマに−税調専門家委(時事通信) ・ 羽田国際線枠9万回規模に=成長戦略重点項目−国交省会議(時事通信) ・ <酒気帯び>神奈川県議が追突、逮捕(毎日新聞) ・ <裁判員裁判>強姦致傷事件で厳罰化傾向 実施状況を公表(毎日新聞) ・ 【SUMMER SONIC 2010】第1弾アーティスト、今年の見所は?
by we31wtszim
| 2010-04-19 22:49
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